9月, 2006年
『ルーマーズ』の合同親睦会
2006-09-24
稽古終了後にスタッフ、キャストも含めての合同親睦会がありました。
「わぁ~飲み会ですか~!」とハシャイだところ
「いいえ、親睦会です」と言われてしまいました。。。
テーブルには
から揚げ、お寿司、ピザ、スパゲティ
野菜の煮付け、サラダ、おにぎり、ケーキ
ビール、ワイン、焼酎、日本酒が所狭しと並べられ
なんと演出家の高橋家からは
『七面鳥の丸焼き』が届いたのにはビックリ!
さすが演出家、大歓声があがりました。
宴もたけなわとなる頃には
普段、稽古場では話せないようなザックバランな話が百出!
俳優の益岡さん、大森さんはお二人とも猫を飼われてるとか
黒柳さんは、毎日スクワットを80回欠かさないとか
途中、自己流ストレッチの披露大会や
家庭のある方の馴れ初め話
果ては恋愛論になったりもして大盛り上がりでした。
演出家の高橋先生は俳優座養成所の大先輩で
おみつより5期ほど先輩なんですよ。
俳優座養成所は昔
六本木にある今の俳優座劇場の裏手にあったんです。
演劇論を講師陣も交えて戦わせた良き時代でした。
そうそう、六本木族と言われたりもしてました(笑)
俳優座養成所は現在、桐朋学園大学の演劇科に編入されています。
稽古を離れて先輩と楽しい同窓会もさせていただきました。
楽しかったです。
明日からは厳しくも
更に和気藹々のカンパニーになること請け合いの親睦会でした~。
パァ~と明るい光が射して
2006-09-18
今年は秋になるのが、何だか早い感じがしませんか。
真夏日が少し続いたかと思ったら
サッと通り過ぎてしまって。。。
もうすっかり秋風ですもんね。
おみつは、絶対に夏の方が好きなんですよ~
クーラーを入れずに窓を開け放して
汗ダラダラ流しながら、通る風を楽しむ・・・。
おかしいですかね?
家ではいつもこれで揉めるんですけど(笑)
というわけで、気持ち良い秋風を受けながらも
何とも言えず、淋しさを感じる今日この頃です。
立ち稽古も中盤に差し掛かってきました。
演出家の駄目出しも優しい口調ながら
的確に細かく山のように繰り出されてきます。
苦しいけれど、これを乗り越えた先には
パァ~と明るい光が射して
満足いただける作品になると思います。
「ルーマーズ」、立ち稽古に入りました。
2006-09-12
お芝居の稽古は台本の読み合わせが
ある程度進むと立ち稽古に入ります。
演出家からステージ上での動きや
出入りのタイミングなどの指示を受け
より本番に近い稽古に進むのです。
今回の演出家は高橋昌也さん。
おみつたちはその高橋さんの指示にそって演じ
舞台セットの平面図を素早く台本に書き込み
その中を役名や矢印が交錯していきます。
特に、この「ルーマーズ」は
複数の人物が同時にそして複雑に入り組んで演技をするので
その動きは単純ではありません。
いつの間にか書き込みはグチャグチャになってしまい
後から見ると何を書いたんだか分からなくなっちゃったりして・・・。
とにかく、立ち稽古が始まってしばらくは
書き込みも頭もグチャグチャの日が続くのです。
この作業、一幕で丸一日、二幕でも丸一日。
そしてその翌日
高橋昌也さんは何食わぬ顔で、しかも優しく
「動きを確かめながら、簡単に通してみましょうか?」と。
全員「ええ~っ!うっそ~?」
例えば、ダンスならリズムやメロディーに合わせて
整然と振り付けが行われますが
この芝居の場合はそう簡単にはいきません。
それぞれの役の関係性や動きが
複雑に絡み合って変化していくのでとても微妙なんです!
「いや~、こんなに大変な舞台だとは思わなかった・・・
まだ台詞も完全に憶えてないのにどうしよう?」
というのが、おみつの本音。
「でもでも、これを乗り切ったら
そこにパァ~と明るい光が射して
おみつにも心強い追い風が起きるに違いない!」
と、自分で自分を励ましながら独りでうなずいています。
「甘いかなぁ~」
今が一番しんどい時なんです、みなさん!
そんな中、気分転換に稽古場近くにある
深川名物『深川めし』を食べに行きました。
いやぁ~ 美味しかった~。
今日もまたがんばりますね~