2月, 2007年
おみつが講師のミュージカルワークショップ
2007-02-26
「楽しく真剣にミュージカルを学びましょう!」をコンセプトに
ミュージカルの基礎づくりを勉強する
ワークショップの講師をしてきました。
参加された皆さんは
お芝居やミュージカルが大好きな方はもちろん
演じるのは初めての未経験者から
俳優を目指している方まで
いろんな方がいらっしゃいました。
稽古は1グループ5、6人に分かれて
ワークショップ用の特別台本に合せて配役を決めて
まずはウォーミングアップ。
次に発声訓練、歌稽古、台詞稽古
そして『グループ発表』を何回か繰り返して
最後に発表会をするという流れです。
短時間で台詞を覚えて演技をするのは
なかなか大変なのですが
お互いに協力し合ったりフォローしあったりと
アットホームな雰囲気で稽古は進みました。
ワークショップは短い時間でしたが
1つの作品を作り上げるための工夫とエネルギーは
まるでプロ並みでしたよ~
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『グループ発表』では
「ここでこう動いてみて」とか
「ここの台詞はこんな感情で言ってみて」など
ステップアップするためのアドバイスをしました。
皆さん、自分のグループへのアドバイスはもちろん
他のグループへのアドバイスまでも真剣に聞いて
次の『グループ発表』に活かされていました。
2順、3順目の『グループ発表』になってくると
各グループの心がギュ~と1つになって
良い作品を創ろうという団結力が見えてくるんですね~
歌や演技にも躍動感が出てきていました!
そして最後の発表会。
何と、今までの稽古場が電動式で劇場に変身!
舞台には照明も当てられて
ちょっとした小劇場になっていました(ドラマチック!)
さあ、幕が上がっていよいよ本番。
各グループとも緊張されていたみたいでしたけど
『グループ発表』の時よりも格段に良い演技でした!
お客様も10名ほど入って大きな拍手をもらえていましたよ~
打ち上げも大いに盛り上がって
おみつも充実した時間を過ごさせていただきました!
みなさんお疲れさまでした~
今回は、たまに厳しいダメ出しもさせてもらいましたが
おみつが考える芝居の作り方や演技をお伝えし
また、おみつと一緒にお芝居作りを楽しんで欲しい
という思いで講師をさせていただきました。
今までは演じる側で長くやってきましたが
おみつをドキッとさせるような芝居
おみつが思いつかないような芝居が見られて
講師として教える側に立つのもなかなか面白い体験でしたよ~
先生と呼ばれるのにはまだまだ抵抗がありますが
今後も講師をやっていきたいですね~
お声が掛かれば全国どこへでも行きますよ(笑)
骨休め in 伊豆高原
2007-02-20
高速道路から国道におりると
いつもは大渋滞の135号線も今日はス~イスイ~
何十年か振りの伊豆の海岸通りが
懐かしく目に映りました。
最初に訪れた海洋公園では桜茶をご馳走になりました。
ポカポカ陽気の中で寒桜と菜の花に囲まれて
一足早く春を堪能出来ましたよ。
次は城ヶ崎海岸へ。
城ヶ崎海岸は門脇埼灯台と
別名:海の吊り橋と呼ばれる
断崖絶壁に架かる門脇吊り橋で有名な
伊豆の名勝の1つです。
海へと向かうと
わあ~何と断崖絶壁!絶景!
岩にぶつかっては砕ける波を眺めていると
なんだか吸い込まれそうな錯覚がして
正直、怖い。。
ご存知のように高所恐怖症のおみつなのですが
せっかくなので吊り橋を渡ってみることに。
吊り橋でちらっと下を見て
もう、だめ。。。
城ヶ崎海岸はなかなかスリルがあって
おみつには少し辛いところでした(笑)
続いて大室山。
リフトに乗ると山頂までたったの5~6分。
すり鉢のように窪んでいる火口のまわりは
お鉢めぐりというハイキングコースになっていて
のんびり1回りしてきました。
晴れていれば伊豆大島や
伊豆の踊り子で有名な天城山
遠くには富士山も眺望できるそうですが
あいにく春霞がたっていて
初島しか見えなかったのはちょっと残念でしたね。
おみつにとって初の伊豆高原。
温泉もあるし、景色は最高だし
魚が美味しいし、いい所でしたよ~
伊豆高原!
おみつも、頑張ろうっと
2007-02-16
新宿シアターサンモールで「煙が目にしみる」を観劇。
幕が上がるとそこは火葬場の一室。
暗い芝居かと思いきや
始まって3分もすると客席は笑いの渦に包まれて
芝居運びの上手さ
台本の面白さに感服してしまいました。
特に81歳の女優さん麻生美代子さんの
芝居そのものをグイグイ引っ張っていく
推進力のある演技には驚かされてしまいました。
終演後の会食の場で
偶然、麻生さんとご一緒することになり
その場面での謙虚さにも
また一層、尊敬の念が高まりました。
ジーパン姿が格好良かった~
そして翌日は、ミュージカル『カーネギーの日本人』。
舞台は第二次世界大戦中のニューヨーク。
自由の国と呼ばれながらも
差別意識が重く蔓延する現実。
そんな逆境を生き抜いた
ある日本人の実体験に基づくオリジナル作品。
中川久美さんの企画、原案で
よくぞこの辛い題材をミュージカル化したな~
と、こちらも感服の至りでした。
二つの祖国のはざ間で苦悩する
日系二世のアメリカ軍将校を演じる剣幸さんが
大熱唱するナンバーはとても素晴らしかった~
画家役の福沢良一さんのタップダンスも良かった~
いや~、嬉しくて楽しくて
いろいろと勉強になった夜でした。
おみつも、頑張ろうっと。