おみつ、大満足!の一夜でした。 ~ ACHE – 疼き ~

去年の6月『ダム・ヤンキース』でご一緒させていただいた
湖月わたるさんのコンサートを拝見してきました。

題して
『20周年 Anniversary Passionate Play ACHE ~エイク~』

ACHEを辞書で引くと‘痛み’とありますが
わたるさんは敢えて‘疼き’とされています。

作品を見ると、この意図がはっきりとしました。

宝塚の男役トップスターとして18年間
ダイナミックなダンスと個性的な歌声で
ファンの皆さまを魅了し尽してこられた わたるさん。
その退団後の第一作が
「ダム・ヤンキース」での魔女ローラ。
男役から色気たっぷりの魔女に大変身!
世間をあっと言わせました~

おみつは弱小球団セネタースの監督役での共演でしたが
女性でありながらも男性的な雰囲気も持ち合わせていて
とても不思議な魅力で稽古場から
本番に至るまで圧倒されてまして・・・

芝居の中での絡みは特になかったのですが
「か~んとくぅ~~!!」と
いつも大きな声で呼んでくれていました(笑)

今回は時空を超え性を越えて
失われた半身を求め彷徨う魂の物語。
プラトンの『饗宴』の設定をベースにして
ドラマが進んで行きます。
まるで実験的なお芝居をみているようでした~

その中でお得意のナンバーにオリジナル曲(作詞もあり)
ダイナミックなダンスに台詞が絡んで
ミュージシャンや共演者との息もピッタリの
オリジナリティー溢れる作品に仕上がっていました~

終演後に楽屋をお訪ねしました。
相変わらず「か~んとくぅ~~!」と迎えてくれまして

いいですね。
この瞬間の楽屋の雰囲気って・・・

思わず、わたるさんの手を握って
感動をお伝えしてしまいました~(笑)

素晴らしい作品、しかもオリジナルですよ~
Passionate (情熱的)な舞台に間近で触れられて
おみつ、大満足!の一夜でした。

東京公演は終ってしまいましたが
大阪では 7/18~20まで
梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティー
での公演があるそうです。
良かったどうぞ~

コメント

  1. はる&ゆり より:

    「か~んとくぅ~~!」の第一声、
    ホントに湖月さんがおみつ様にとんでくる様子を
    妄想しちゃいました。(笑)
    時空を超え、彷徨う魂の物語・・・ってなんか
    ドラキュラ伝説と似ていますね。
    あちらは失われた半身ではなく、
    奥様を探し求めるわけですが。
    私もバッタリおみつ様にお会いしたら
    「か~んとくぅ~~!」ってやっちゃいそうです・・・。
    思わず手を握ってしまいそうです。

  2. さかな より:

    面白そうな舞台ですねー。ダムヤンで思ったのですが、本当に動きがダイナミックですよねー。あの魔女役はオキャンぶりがとても印象的で、まだ記憶に生きています。そして、そんなカッコいい方に「か~んとくぅ~~!」と呼ばれるおみつさん、更にカッコいいですヨ~♪

  3. ミハイル より:

    素敵な演奏会だったのでしょうね、そのコンサート…。
    「痛み」ではなく「疼き」…。
    映像作品や小説・コミックなどでも、惹きつける紹介フレーズや予告などを見ますが、実際に見てみたら誇張した表現だったってこともあります(ほとんどが書く人の想像なのかと思わせて、実は部分的に沿っていたり、作品の見落としがちなところに暗示する部分があるということもありますが)。人を惹きつけ、誇張せず、内容のイメージも損ねることなく紹介することって大事ですよね。

  4. 光枝明彦 より:

    ◇はる&ゆりさん
    ドラキュラ伝説とテーマが重なる。
    「う~ん」なるほどそうかも知れませんね。
    「か~んとくぅ~~!」はいつでもOKですよ(笑)
    ◇さかなさん
    ダイナミックでオキャン。
    改めて考えてみると
    とっても大きな武器ですよね~
    ◇ミハイルさん
    想いがストレートに届いて
    しかも人を惹きつけるフレーズ。
    大袈裟でなくて本当に大変な作業ですよね~!

  5. ミハイル より:

    湖月さんとはCDでも一緒に歌われたそうですね。
    きっと素敵な人なのでしょう。勇ましい声を出される方なのでしょうか。それとも透き通るような声の持ち主? 両方の可能性もありますね。
    アルバムの発売、楽しみにしています!