浮世絵師・葛飾北斎の生涯を描くこの作品は、台本・楽譜の完成から一年をかけて練り上げられた意欲作です。
多彩な絵画を描き続け、ほかのことには目もくれず絵筆一筋に生き抜いた葛飾北斎。
まさに芸術家の象徴ともいえる存在です。
そんな天才・北斎をどう演じるべきか?
沢木順さんに聞いてみたら、きっと
「光枝さん、そのままでいいんですよ!」
と笑顔で言われそうな気がします。
でも、この年になって振り返ると、どこか北斎に通じる部分があるような…そんな気もしてきます。
北斎も一人の人間。
例えば、どんな食べ物が好きだったのか?
どんな役者の、どんなところに惹かれていたのか?
自然と人間の関わりについて、どう考えていたのか?
もし、今の環境問題を目の当たりにしたら、どんな絵を描くのか?
そんなことを想像しながら、北斎の世界を舞台で描いていきます。
ぜひ、皆さんのご意見も聞かせてください!
おみつドットコムではチケットの受付を開始しました!
公演情報:https://www.omitsu.com/information2024/#toc1


コメント
おみつさまの北斎。
愉しみでなりません。
どう描かれるのか、実在する人物であり、謎多き人物。北斎イコール写楽という説までありますものね。
歴史の浪漫です。
どんな天才でも、全てが傑作ではないと思います。
下書きや満足できない作品は、破いてしまうのかしら。部屋の隅に溜めておくのかしら。チラチラ見返したりして。
筆も大切です。
自分に合った筆に出会うまで選び続けたのかしら。それともどんな悪筆でも大丈夫だったのかしら。と、さまざまにわくわくは、尽きません。
そしておみつさまの歌声が愉しみでなりません。
耳福の時間が待ち遠しいです。
五月だというのにこの暑さ。
どうぞ、お身体に気をつけて、お過ごしください。
また、お稽古の様子などお知らせくだされば嬉しいです。